石炭ガス化
概要
東洋エンジニアリングは、石炭を、エネルギー源と化学原料の両面で有効利用でき、かつ環境負荷が低い石炭ガス化に取り組んでいます。
特徴
石炭資源
石炭は、確認可採埋蔵量150年といわれ、石油(同40年)と天然ガス(同60年)を大きく上回っています。また、その産出地域も、石油、天然ガスのように偏在しておらず、長期に亘り安定供給が可能な天然資源として期待されています。
石炭ガス化技術
石炭をガス化する技術は、19世紀から実用化されてきましたが、特に第二次世界大戦において、石炭から合成燃料を製造する手段として飛躍的に進歩しました。石炭は、20世紀に入り、より安価で扱いやすい石油や天然ガスに主役の座を譲りましたが、1973年の第一次石油ショック後、再び技術改良が活発になり、Shell、GE Texacoを初め、わが国の国産技術を含めた複数の技術が商業化もしくは実証段階にあります。
クリーンなエネルギー、クリーンな原料としての石炭
石炭をそのまま燃料として利用すると、石油や天然ガスにくらべ、温暖化ガスである二酸化炭素の排出量が多いという問題がありました。石炭ガス化は、埋蔵量が豊富で安価な石炭をクリーンに利用できることを可能にし、図に示すように、高効率発電、水素製造、合成燃料製造、化学品製造など、幅広い重要産業の中核を担うべき技術です。東洋エンジニアリングは、類似技術である石炭液化、重質油ガス化、石炭火力発電プラントのエンジニアリングを通じて培った技術、経験を基に、高品位炭から低品位炭までを利用できる、最先端の石炭ガス化技術に取り組むことで、世界のエネルギー、化学品、食料の安定供給と持続的発展に貢献していきます。
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