OCT (Olefins Conversion Technology)
概要
東洋エンジニアリングは米国Lummus社とOCT (Olefins Conversion Technology)に関する技術ライセンス契約を結び、同社と共同でアジア地区における販売・設計を実施しています。
OCTプロセスは、メタセシス(不均化)触媒によりエチレン、2-ブテンから高付加価値のプロピレンを廉価に増産するルートとして開発されました。他のプロピレン増産プロセスと比較して少額の投資と運転コストで効率よくプロピレンを製造できる非常に優れたプロセスです。
また、スチームクラッカーやFCC設備との統合により、設備全体としての運転フレキシビリティや収益性を改善することが可能であり、既存設備の経済性や性能の向上にも寄与します。熱的平衡反応であるため、分解反応と比較して温室効果ガスの発生が少なく、環境対策の面からも注目されています。
昨今需要の高まるプロピレンの供給不足を補う技術として、またさらに今後予想されるプロピレンの需要増とブテンとの価格差を考慮すると、OCTプロセスはスチームクラッカーやFCCプラントのC4留分の有効利用技術及び経済性向上技術として位置付けることが出来ます。
特徴
OCTプロセスは高いプロピレン収率と 99.9 mol%以上の高純度プロピレン製品を生産することが特徴です。メタセシス触媒は選択的にプロピレンを生成することが可能であり、製品を精製するための精密蒸留装置を必要とせず、建設費及び用役消費が軽減されます。主に消費する用役は、反応入口での予熱用燃料と、製品の分離精製系で必要なスチームや冷却水程度に限られています。
OCTプロセスは、スチームクラッカーやFCC設備との統合により、設備全体としての運転フレキシビリティや収益性を改善することが可能で、既存設備の経済性や性能の向上に寄与します。熱的平衡反応であるため、分解反応と比較して温室効果ガスの発生が少なく、環境対策の面からも注目される技術となっています。
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実績
2002年に三井化学株式会社より大阪工場向にアジア地域で最初のOCTプラントの設計・建設を受注しました。 これ以降、日本・韓国・インドネシア等アジア地区におけるOCTプラントの基本設計及びEPCを連続して受注しています。
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主要実績 |











