接触改質
概要
接触改質は主に直留ナフサを原料として、オクタン価の高い改質ガソリンを製造するプロセスです。
接触改質装置の特徴
接触改質反応は吸熱反応が支配的であるため、複数の反応器を直列に配置し各反応器の入口に加熱炉を設けて、反応に必要な熱を供給します。
触媒上にはコークが析出し触媒の活性が徐々に失われていきますが、近年ではより過酷な条件(オクタン価の高い)で運転するために反応器から連続的に触媒を抜出してコークを燃焼除去する装置(連続再生式)が一般的になっています。
連続再生式の反応器び再生塔の内部は移動床となっており、他の石油精製装置には見られない芸術品とも言える精巧な造りの静機器です。
![]() 典型的な接触改質装置のフロー |
接触改質装置の役割と実績
![]() アロマティクス・マレーシア社 向け接触改質装置の反応塔・再生塔 |
接触改質はオクタン価の低い直留ナフサを、環化・脱水素反応によりオクタン価の高い改質ガソリンへ転化するプロセスで、全ガソリン基材の30-40%を供給する重要な装置です。改質ガソリンには芳香族炭化水素が大量に含まれており、BTX(ベンゼン・トルエン・キシレン)の主な原料でもあります。 |
また接触改質反応では大量の水素が発生するため、製油所内の各種水素化脱硫装置及び水素化分解装置への水素供給源としても重要な役割を果たしています。
弊社では、UOP、AXENS等のライセンストプロセスの豊富な実績を有し、国内外に10基以上の連続再生式や固定床式の接触改質装置を設計・建設してきました。












